仕事でドイツへ。シュタインガーデン(Steingaden)、ホーエンシュバンガウ(Hohenschwangau)では、ヴィース教会 (Wieskirche) 、ノイシュヴァンシュタイン城 (Schloss Neuschwanstein) 等を見て回りました。

マリエン橋から撮影したノイシュヴァンシュタイン城

ノイシュヴァンシュタイン城のあるシュヴァンガウ(Schwangau)から2つ手前の町シュタインガーデン(Steingaden)からロマンチック街道を外れ、のどかな田舎道をバスにのっていくと、牧草地の丘の上にヴィース教会が見えてきます。教会は、本当に民家もほぼないような牧草地の中にポツンとあるような感じ。教会の外観もわりと質素な雰囲気なので、中に入った時にそのギャップ(華やかで壮麗なロココ芸術の内装)にちょっとびっくりし圧倒されます。
こちらには「鞭打たれるキリスト」の像が、涙を流したという「ヴィースの涙の奇跡」の由来がある教会なんだとか。

ヴィース教会/Wieskirche 

https://www.wieskirche.de/de/
18世紀に建てられたヴィースの巡礼教会はドイツバイエルン州南部、ヴィース(行政上はシュタインガーデン)にあるキリスト教教会。ユネスコ世界文化遺産にも登録されていて、内部のロココ様式の装飾はヨーロッパ随一と言われているのだとか。

正面の中央祭壇を取り囲む柱の赤い彩色はキリストの血、青は天の恵みを表していて、「ヴィースの奇跡」で有名な涙を流した「鞭打たれるキリスト像」は、主祭壇に祀られて鎖でつながれている像の事なんだそうですよ。

フレスコ画で描かれたの天井画は、天から降ってきた宝石とも讃えられているのだとか。

ノイシュヴァンシュタイン城/Schloss Neuschwanstein

http://www.neuschwanstein.de/
ドイツ観光の定番と言えば、ドイツ南部のバイエルン州バイエルン・シュヴァーベン地方にある、ルートヴィッヒ二世のノイシュバンシュタイン城。
シンデレラ城のモデルとして有名なので世界中から観光客が訪れます。

マリエン橋から撮影したノイシュヴァンシュタイン城

バスで牧場地を抜けてノイシュバンシュタイン城のふもと地点へ。途中も美しい自然の風景が広がります。
バイエルン州のホーエンシュバンガウは、ノイシュバンシュタイン城に行く拠点として立ち寄る町。ここにはホーエンシュヴァンガウ城(Schloß Hohenschwangau)があり、ノイシュバンシュタイン城を建てたルードヴィッヒ二世が幼少期を過ごした場所。

ここからノイシュバンショタイン城への移動手段は、専用バス、徒歩、観光用馬車の3つ。専用バスならすぐですが、せっかくなので歩いてみました。
途中に谷底から約90mもの高さに架けられたマリエン橋という橋があり、ノイシュバンシュタイン城の絶景を眺める撮影スポットとして有名。※ちなみに専用バスもこの橋より手前で降りるようなので、バスで行ってもこの橋は渡れるようですよ。

谷底から約90mもの高さに架けられたマリエン橋

こちらマリエン橋を下の方から撮った写真なんですが、どんなところに橋かけてるのって感じですよね。ちなみに橋は人でこみこみです。

城主はこのお城の建築途中で他界したので工事は中止され未完成のまま。未完成の1階2階は入れないみたいです。ちなみにお城の内部は撮影禁止なので撮影できませんでした。観光客は本当に多い。

この緑に囲まれたメルヘンチックなお城は、19世紀の築城と実は歴史ある中世の建造物ではなく、しかも鉄骨組みのコンクリートおよびモルタル製らしい。
当時のバイエルンは財政難に陥っていたそうですが、ルートヴィヒ2世は、ワーグナーが創作する楽劇の世界に酔狂し、ロマンティック趣味のためだけに膨大なお金をかけてノイシュバンシュタイン城を含め豪華なお城次々と建築し、それに危機感を募らせていたバイエルン政府は、ルートヴィヒ2世を精神病患者に仕立て上げ統治不能としたとか。その翌日ルートヴィヒ2世はシュタルンベルク湖畔を散歩中に謎の死を遂げたとか・・色々いわくありげですね。
ちなみに趣味的に作られたノイシュバンシュタイン城は、居住にも政務にも軍事施設としても不向きで、施設としての実用性は無視された設計になっているのだとか。
当時のバイエルンからすると踏んだり蹴ったりだったかもしれないけれど、今となっては貴重な観光資源。町にたくさんお金を落としてくれてて皮肉な話ですよね。

Best Western Plus Parkhotel Maximilian Ottobeuren/
パークホテル マキシミリアン オットベウレン

宿泊はオットーボイレンのホテルに。

ホテルはテラスからの眺めも良く快適。空気が気持ちい♪

この写真だと小さく見えるけど、お風呂も広々。ゆっくり疲れがとれます♪我が家のお風呂ももう少し大きくしたいな(笑)

たまにはこうやってホテル泊が続くのも良いものですよね。また明日からの仕事も頑張れます♪

>S+N laboratory/Yuruku papa

S+N laboratory/Yuruku papa

忙しくなっても、ゆるりとするりと生きていきたいYuruku papaとおおざっぱさと細かさが同居するYuruku mama、0歳と5歳の娘の4人で、S+N laboratoryのアート活動と美術教育研究、暮らしや子育てに日々奮闘中。

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