ドイツの幼稚園見学で幼児教育についての学び(室内遊び外遊び)

バートブランケンブルクで幼稚園見学。2017.10.4
こちらの幼稚園は、100%ではないですがほぼドイツ人の子供たちが通われているそうです。
都市部だと色々な国の子供たちがいるので、結構色々な言葉が飛び交っているのですが、こちらの園のようにほぼドイツ人というのは郊外という場所が関係しているのかな。

園内の見学や室内遊びを通して、日本でよく見かける遊びの他に、フレーベルの恩物(幼児用教育的遊具)等も取り入れられていました。
※フレーベルやフレーベルの恩物については別記事にも書いてます

↑この恩物、フレーベル博物館で販売していたので、1歳になる前の娘用に購入してみました。

園内はカラフルでかわいらしいつくり♪

ドイツ郊外の幼稚園の外遊び

雨が降っても外で遊ぶのが基本だそうで、レインコートと長靴着用で、元気に遊んでいました。もしかして雨の時用に常備しているのかな?

遊具などの下に敷き詰められているのは、木製のチップ。
日本では最近よく安全の為に、ゴム質の柔らかい素材の地面になっているのを見かけますね。ドイツではできるだけ自然由来のもので、安全基準を作るようにしているのだとか。

木製のチップにはサイズ規定もあるそうです。

いたるところに自然のものを使った遊び場が設けられています。

このように木で組まれたスペースもところどころに見られました。
ちょっとワクワクしますよね。

こちらのボックスは、穴の中に手を入れると、色々な自然物が入っていて、観ずに当てたりして遊ぶのだそうです。

園での外遊びを見学する中で、このように、いたるところに自然物で遊び場を整えることで、子どもたちも、自然のもので自ら遊びを見つけていく事が当たり前になってくるのだなと感じました。
外遊びでも自然が重要とするフレーベルの幼児教育の思想が見えてきますね。
庭で遊んで庭を育てるという感覚とは、自然に触れながら遊ぶ環境が整っていて、そんな中で楽しむ・遊ぶ・様々な体験をすることによって観察力や知識を養っていくという事なのでしょう。
僕も娘に自然物での遊びをもっと取り入れよう♪

>S+N laboratory/Yuruku papa

S+N laboratory/Yuruku papa

忙しくなっても、ゆるりとするりと生きていきたいYuruku papaとおおざっぱさと細かさが同居するYuruku mama、0歳と5歳の娘の4人で、S+N laboratoryのアート活動と美術教育研究、暮らしや子育てに日々奮闘中。

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