ベルヴェデーレ宮殿・上宮美術館へ

2017.10.10最終日
オーストリアの首都ウィーン(Vienna)にあるベルヴェデーレ宮殿は、英雄プリンツ・オイゲンの夏の離宮として18世紀に建てられたバロック様式の宮殿。広大な敷地内には美しい庭園があり時間によって噴水が流れます。ベルヴェデーレ宮殿には上宮と下宮の2つの建物があり、上宮には「19・20世紀美術館」、下宮には「バロック美術館」があります。今回は時間がなかったので上宮のみ見学。今度時間があれば下宮の方も回ってみたいな。
ベルヴェデーレ宮殿へは、トラム・鉄道・地下鉄・徒歩のいずれかでアクセスすることができます。

Erwin Wurm の ファットハウス(Fat House)

ちなみに今回、宮殿の庭園でエルビン・ブルム(Erwin Wurm)氏の彫刻作品「ファットハウス(Fat House)」が展示されていた。思いがけずラッキー♪
ベルベデーレ宮殿近くの現代美術館「21世紀館(21er Haus)」では、9月10日まで展覧会が開催されていたのだとか。見たかったなぁ~。もうちょっと早く行けてたらなぁ。

ベルヴェデーレ宮殿/Belvedere castle

上宮美術館にはクリムト、シーレ、ココシュカ等をはじめ、19~20世紀の世紀末美術を代表する画家の作品が数多く展示されていました。クリムトの代表作である接吻はここに収蔵されているのです。その他、ミュラー、やダヴィットのナポレオンの騎馬像なんかも展示されていました。

南駅側のライオンと王冠の彫像が飾られた門を通り、宮殿へ。ライオンの像は片方のみになっていた。改修中だったのかな?

池の水面には上宮の宮殿が映り込む。庭園を歩きながら宮殿まで散歩♪

ベルヴェデーレ宮殿、上宮の19・20世紀美術館

上宮(オーベレス・ベルヴェデーレ/Oberes Belvedere)の中に入って、19・20世紀美術館を見学。上宮美術館は1階から2階までの4フロアで構成。
入口ホールはサーラ・テレーナと呼ばれていて、このような彫刻の白い柱が立っていました。

2階には、大きなシャンデリアと天井のフレスコ画が必見の「大理石の間」

教科書でよく見るナポレオンの絵画も。

ジャック・ルイ・ダヴィット / サン・ベルナール峠を越えるナポレオン

エゴン・シーレの作品もたくさん展示されています。

グスタフ・クリムトの作品は世界最大のコレクション


上宮から下宮方向の眺めとても美しく、ザ・ヨーロッパの庭園って感じ。
庭園は幾何学模様が描かれ、綺麗に左右対称になるように構成されていています。奥にはウィーン旧市街のシュテファン寺院の塔なども。



>S+N laboratory/Yuruku papa

S+N laboratory/Yuruku papa

忙しくなっても、ゆるりとするりと生きていきたいYuruku papaとおおざっぱさと細かさが同居するYuruku mama、0歳と5歳の娘の4人で、S+N laboratoryのアート活動と美術教育研究、暮らしや子育てに日々奮闘中。

CTR IMG