今年から新しく名前も変更し規模も大きくなった「紀の国トレイナート」の再スタートに関わることになりました。昨年から都内で関係者顔合わせやアートプロジェクト名変更、JRとの諸々に関して等のミーティングがある中、自分たちのプロジェクトも合わせて進めてきました。
こうやって色々な方と協力して進めていくのも楽しい♪

2014年5月6日
和歌山県JR紀伊新庄駅での制作風景

続いて駅舎側では、高校生との協同壁画制作のワークショップが展開。
参加高校は、神島高校・熊野高校・田辺高校・龍神分校 (2014.8.6)

「伝言板プロジェクト」紀南の高校生×S+N laboratoryによる協同壁画制作
1.日時  平成26年8月6日(水)※6日が雨の場合、7日が予備日。
       集合時間 12:30 制作予定時間 13:00 ~ 17:00 
2.場所  JR紀伊新庄駅
3.内容  S+N laboratoryと紀南高校合同 駅舎壁画制作 
事前にS+N laboratoryで様々な形のシルエットを壁面に描いておき、高校生にはそのシルエットに、緑、黒の油性黒板塗料で、マスキングや型紙、ローラー等を使用し色づけしてもらいます。ドット、ボーダー、格子状など、形の組み合わせ・限定された色数の中での色の組み合わせを考え、デザインしながら壁画を制作します。

時間活動内容
12:30分新庄駅集合 説明
13:00-14:00制作スタート 
下地の色になる色を黒・緑の中から選び、一層目を塗る作業
14:00-15:00一層目黒板塗料を乾燥
乾燥中に、デザイン画を高校生の皆で考える。
15:00-17:00 デザインペイント作業 
ここでつくられた模様が最終的に駅の黒板壁画として使用されるものになります。

紀の国トレイナート2014

http://trainart.jp/2014/
会期:2014年10月24日(金)-26日(日)  
紀の国トレイナート号出発式:10月24日(金)9:30~
会場:和歌山県 JRきのくに線20の駅舎
※紀の国トレイナート号の3日間のダイヤとイベント情報は、こちらからPDFでおとすことができます。
http://trainart.jp/pamphlet
http://trainart.jp/wp/images/pamphlet201409.pdf

みなべ町から新宮まで9つの市町村の駅舎アートを、臨時アート列車で繋ぐプロジェクト「紀の国トレイナート」。紀南エリア沿岸(南部駅〜新宮駅)という広い地域で開催される「列車×アート」プロジェクトです。
紀伊半島の海沿いに走るJRきのくに線20の駅舎で、アートを展開。それらを臨時列車「紀の国トレイナート号」で巡ります。
今年5月から無人駅を中心とした駅舎で、さまざまなジャンルのアーティストが制作活動を開始しました。
雄大な太平洋や田園風景、熊野の山々に囲まれたプラットホームに佇む作品は、その土地に調和し、行き交う人々を見送ります。

伝言板プロジェクト S+N laboratory

「伝言板プロジェクト」
一昔前、駅には、黒板で作られた伝言板がありました。メッセージを伝える役割であった伝言板は、様々な伝達技術の発達により、影を潜めました。しかし、インターネットのように瞬間的に相手に伝達が可能な媒体がある一方、伝言板のように、人の想いが作り出す時間の流れは、その時その場にのみ発生する「伝える」があるのだと思います。黒板でできた壁画には、訪れた人達が絵を描いたり伝言を残したりと、作品に参加し、さらに次の「想い」へと繋がっていくのです。

「Message Board Project」
It is ages since we saw last a blackboard used for message board at places like a station where people come and go. Message boards to convey a message to someone have disappeared with the development of various kinds of communication technology. However, while there are media capable of conveying information to someone in a moment like the Internet, I think that like a message board, “convey” generated each time or each place only stays in the passage of time in people’s emotion. Visitors to the station participate in artwork through painting a picture or leaving a message on the mural on a blackboard, which, I believe, leads to next “emotion.”

>S+N laboratory/Yuruku papa

S+N laboratory/Yuruku papa

忙しくなっても、ゆるりとするりと生きていきたいYuruku papaとおおざっぱさと細かさが同居するYuruku mama、0歳と5歳の娘の4人で、S+N laboratoryのアート活動と美術教育研究、暮らしや子育てに日々奮闘中。

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