ドレスデンの鉄道駅周辺からマルクト広場にかけては近代的な街で買い物などして楽しめる感じ。旧市街区には一か所に、お城、教会、宮殿、オペラハウス等がぎゅっと集まっているので、とても見ごたえのある場所になっていました。
ドレスデン城とカトリック旧宮廷教会
劇場広場(Theaterplatz)から望む、ドレスデン旧市街の中心にあるカトリック旧宮廷教会(Katholische Hofkirche)(左)とドレスデン城(右)
広場の周囲は、圧倒されるような豪華な建物が囲んでいます。
ドレスデン城/Residenzschloss
ドイツ、ザクセン州の州都、ドレスデンの発展の中心部のドレスデン城(Residenzschloss)は、15世紀から18世紀にかけて歴代のザクセン選帝侯の居城でした。
よくあるドイツの高台にあるお城とは違い、ドレスデン城は路上に立っています。第二次世界大戦で大打撃を受け、損傷が大きくかなり焼き落ちてしまったそうですが、現在は修復されています。
君子の行列 /Der Furstenzug
欧州最古の武芸競技場であったシュタールホーフ (Stallhof)の外壁には「君子の行列」(ザクセン君主の騎馬像や 時代を飾った芸術家ら総勢93名が描かれている)という、約100mに及ぶ長い壁画があり、ドレスデン城の見どころの1つとなっています。
当初は画家ヴィルヘルム・ ヴァルダーによるズグラッフィート画でしたが、損耗のため、1906年に25000枚のマイセン磁器のタイルに転写されることになったそうです。またこの壁画は1945年の爆撃で損傷を受けなかったのだとか。
カトリック旧宮廷教会(katholische hofkirche)
旧宮廷教会は78体もの彫像で飾られたバロック式の教会。彫像かっこいい
フリードリッヒ・アウグストの像。
friedrich august dem gerechten das dankbare vaterland
ツヴィンガー宮殿( Zwinger)
ツヴィンガー宮殿はバロック様式の宮殿で、中庭には庭園もあります。
Semperoper/ザクセン州立歌劇場・ゼンパー オペラ ハウス
ゼンパー・オーパー(Semperoper)は、ドイツ・ザクセン州の州都ドレスデンにある州立歌劇場。3 つの建築様式が取り入れられた豪華絢爛な建物。
オペラ劇場(宮廷歌劇場)として、新古典主義の建築家ゴットフリート・ゼンパーの設計により建設。
第二次世界大戦末期にはドレスデン爆撃により大きな被害を受け、一度は瓦礫の山となったが、その後再建されました。
正面にはザクセン王国の第4代国王ヨハン(Johann)の騎兵記念像が。
フラウエン教会(聖母教会)/Frauenkirche
フラウエン教会も見逃してはならないドレスデンの重要な文化財。第二次世界大戦(1945年)の空襲で大きな損害を受け、1990年の東西ドイツ統合後まで、50年間もの間廃墟として放置されていましたが、2005年に修復工事が完了したのだとか。
その修復作業は、新旧をつなぎ合わせる大変困難なもので「ヨーロッパ最大のジグソーパズル」とも称されたほどだったそうです。
ドレスデン中央駅(ドレスデンハウプトバーン)
駅の方では、買い物や食事を楽しみました。
Hotel Duo
その後プラハへ移動し、Hotel Duoに宿泊。